Feature
1. 幅広い加工内容
単線からスパイラル線、複合線、フラット線から細線、太物まで線種にこだわらない作業をしております。加工作業も半田付け、圧着、圧接、束線組立て、フレキ管通しなどお客様の要求に答える技能を持ち合わせております。
また、加工線長は40Mまで加工が出来る作業設備があり汎用品から特殊製品まで生産いたしております。
2. 短納期、少量多品種変量生産体制
大量生産品は海外生産に移行しております。国内生産の使命は短納期、少量多品種変量生産が求められております。これに答えるため社員の多能工育成を主管において限られた人員で複合生産ラインを構築してお客様の要望に常に答えられるような生産体制になっております。
3. 検査装置の内製化
カスタム性の高いワイヤーハーネス製品はそれぞれの検査治具が求められます。これに答えるために自社で検査治具を製作いたしております。個々のハーネスの盲点を理解したうえで製作いたしますので品質が維持できます。
Flow
STEP 1
お問い合わせ
まずは、お電話か、お問い合わせフォームからどんな些細なことやご質問でもお気軽にお問い合わせ下さい。専任のスタッフが丁寧にご対応させて頂きます。また、いずれの状態からでもご相談に応じます。
(1)「ハーネス設計から」
(2)「部品調達から」
(3)「アッセンブリのみ」
(4)「ユニット、板金、基板同時ご依頼」
STEP 2
お打ち合わせ
お客様のニーズにお応えするため、綿密なお打ち合わせを行います。コストや納期、ロット数、加工処理などに関するご質問がございましたら、この段階でお気軽にお申し付けください。お客様がご納得いくまで、お打ち合わせをさせて頂きます。
STEP 3
お見積、ご契約
お客様とのお打ち合わせが終われば、お見積をご提示させて頂きます。ご納得いただいた上で、ご契約をさせて頂き、各種業務の手配をスタートさせます。
STEP 4
本作業
どの段階から請負わせて頂くかによって業務の流れは多少変わりますが、「設計・部品調達・代替検討・作図・検図・加工・処理・組み立て」などを行い、お客様のご承認のもと作業を進めてまいります。
STEP 5
検査
高品質を当社では売りにしていますので、各工程ごとに厳格な検査・確認を行っております。
STEP 6
納品
ワイヤーハーネス検査やユニット製作検査まで完了しましたなら、お客様のご希望されるスケジュールで納品させていただきます。
Work process
STEP 1
綿材切断
線材を必要な長さに切断する工程です。UL単線などは切断と同時に被覆のストリップまで加工を行います。
STEP 2
ストリップ(電線被覆剥き)
線材の被覆を剥く工程です。被覆剥き機械で作業を行いますが真線にキズをつけないように刃先の調整をして作業をいたします。細線専用機、太物専用機の設備で対応してます。
STEP 3
チューブ・ラベル捺印
線材、コネクターに表示するチューブ・ラベルに捺印します。文字のカスレ、ニジミなどに注意をして作業します。
STEP 4
端子圧着(圧接)
端子と線材を圧着する工程です。端子の種類が多いので端子と専用金型又は、工具を間違いなく照合することが重要です。さらに端子の引っ張り試験を行います。
STEP 5
端子半田付け
端子と線材を半田付けする工程です。共晶半田と鉛フリー半田どちらも対応できます。コネクターや線材被覆の焼損が出ないよう半田こての温度調整管理を行っております。
STEP 6
組立て
組立てにはピン挿入、コネクタ組立て、ラベル貼り、束線、管通しなど様々な作業があり作業手順を効率よく進めるように管理いたしております。
STEP 7
検査
出来上がった製品を1本1本検査をいたします。検査内容は線種、線長、外観、捺印、ピン番号通電検査などを行いお客様に良品をお届けいたします。
STEP 8
梱包
破損、汚れ防止の為、ビニール袋、エアーマットに包んでおります。また、お客様の要望に答えるように梱包単位、方法も様々です。
名称 | 型式 | メーカー | 台数 |
---|---|---|---|
ラベルプリンター | LM-330TX | MAX | 2 |
ラベルプリンター | LM-320TX | MAX | 3 |
チューブマーカー | LM400 | MAX | 2 |
ホットマーカー | H402FC | 中央通商 | 2 |
オートチューブマーカー | G-540MK48 | キクスイ | 1 |
キャスティング | C351 | 小寺電子 | 2 |
キャスティング | C371 | 小寺電子 | 3 |
ハーネスチェッカー | MHC-681A | TN電子 | 1 |
ハーネスチェッカー | KT110-256 | オリムべクスタ | 3 |
ハーネスチェッカー | WFA-200-6 | 東京インターホーン | 3 |
チューブヒーター | OTH15 | オリムべクスタ | 1 |
半自動圧着機 | M-211 | 日本連続端子 | 2 |
フラットケーブル圧接器 | MT-PSSEO-IB | 日本航空電子 | 1 |
フラットケーブルカッター | CC-FRC-3 | 日本航空電子 | 2 |
エアーストリッパー | US-2015 | シュロガニー | 1 |
エアー圧着機 | YA2-5.5 | 日圧 | 1 |
電動圧着機 | DH1A | 大同端子 | 1 |
電動圧着機 | DH1B | 大同端子 | 3 |
電動圧着機 | REC-60B | 泉精機 | 1 |
電動油圧圧着機 | 12号A | 泉精機 | 1 |
引張り検査器 | DG-1 | 後藤製作所 | 1 |
耐圧計 | TOS8650 | KIKUSUI | 1 |
こて先温度計 | NO.191 | 白光 | 1 |
マイクロメータ | NO.1051M | ミツトモ | 1 |
テンションゲージ | 1500CM | KANON | 1 |
テンションゲージ | 15000CM | KANON | 1 |
エアーコンプレッサー | BCP-58 | ナカトミ | 1 |
アプリケータ | AT-02-753 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-537 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-679 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-786 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-762 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-787 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-798 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-652 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-604 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-504 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-749 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-847 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-729 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-972 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-736 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-O2-978 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-639 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-922 | 日本連続端子 | 1 |
アプリケータ | AT-02-759 | 日本連続端子 | 1 |
制御盤用盤内ケーブル
単線、多芯ケーブル、スパイラル線など多くの線種とコネクタを使用して生産しております。作業も圧着、ハンダ付けがあり生産量が多い生産品です。
制御盤用電源ケーブル
単線が主として使用されますが太物の単線も使用いたします。耐圧に配慮した加工をいたしております。
制御盤用信号ケーブル
単線、多芯ケーブル、シールドケーブル、フラットケーブルやハーフピッチコネクタなどハーフピッチコネクタなど細かな作業と丁寧な物づくりが求められる製品です。
機械間ケーブル
制御盤と機械を接続するケーブルです。多芯ケーブルを多く使用します。さらに、それぞれのケーブルを束線にしたりフレキ管に通して製品にいたします。
電車車両用ケーブル
電車車両のそれぞれの器具を接続するケーブルです。ケーブルの長さも30Mがあり専用作業設備で生産いたしております。
Q
納期はどのくらいかかりますか。
部品の在庫業況によって異なりますが、弊社で使用している部品の場合は1週間程度でお届けできます。流通の少ない特殊部品については都度の納期の打合せをさせて頂きます。
Q
分納は可能ですか。
お客様の要望により必要な場所に、必要な本数だけ納入させていただきます。ただし、1納入が少量で多数回に及ぶ場合など、別途輸送費が発生する場合があります。
Q
生産量について教えてください。
試作、量産に関わらず生産は1本から可能です。1セットの本数が多い場合はお客様の納期に合わせて分割生産することもあります。
Q
加工可能な線種、線長を教えてください。
線種はUL線、KIV、KVC、MVV、OTSC、VCT、VCTF、600VMLFC、FLEXなどが代表線種ですが、そのほかに20種類の線種があり、お客様の要望に答えております。
Q
製作依頼、見積り依頼時の図面などの受け渡しはどうすれば良いですか。
メール便などの輸送か、Eメールで問題ございません。 、資料の返却の有無、コピー可・不可は当初に指示お願いいたします。また、CADデータなどにつきましては、別途お問い合わせお願いいたします。
Q
工場を見学させてもらうことは可能ですか。
工場を見学していただき私共の技術、技能、検査、管理等を評価してください。特に私共に足らないところをご指摘いただければ安心して生産ができると思います。
Q
加工技術の中でも、特に得意な分野はありますか。
コネクターの半田付けで共晶半田から鉛フリー半田付けに切り替えるのに実験の繰り返しでコネクターの損焼や半田流動性に悩みましたが鉛フリー作業を確立いたしました。
Q
ハーネス加工以外の加工も可能ですか。
ユニット組立て、基板実装、板金加工など、社内各工場と連携してすすめさせていただきます。さらに、社外協力会社と常に協力体制を保っており生産品の対応品目をできます。
Q
どのような加工が高くなりますか。
コネクター端子に半田付け作業がコストアップに影響します。 コネクター選定時圧着タイプのピンを選定していただくとコストが下がります。
Q
品質システムについて教えてください。
当社はISO9001にもとづいてシステムを確立しております。専任の品質管理者、品質システム室があり対応いたします。
Q
様々な全社的な取り組みについて教えてください。
QCサークル活動や安全職長教育などを行っております。また、技能士資格の取得にも励んでおります。